Vue
Nuxtを使わないVue(Viteで作ったSPA)でgenko.meの記事一覧・詳細を@genko-me/vueの表示部品で出す方法と、その制約。
Nuxtを使わないVueアプリ——Viteで作ったSPA、Vue Routerを使う構成——からもgenko.meのコンテンツを表示できます。配信APIはRESTなので、@genko-me/sdkをブラウザから呼び、取得した値を@genko-me/vueの表示部品に渡します。
Vueの表示部品(ListClient・ListItem・EntryProvider・ViewItemなど)はサーバーコンポーネントではないため、この対象でもそのまま使えます。Next.jsを使わないReactと違い、取得から表示までを別々に書く必要はありません。取得だけが自分のコードになります。
Nuxtを使っている場合はNuxtを参照してください。
使うパッケージ
| パッケージ | 役割 |
|---|---|
@genko-me/sdk | 配信APIのクライアント。ブラウザのfetchで動きます |
@genko-me/vue | ListClient・ListItem・EntryProvider・ViewItem・Pagination・RichText・ShareButtonsなどの表示部品 |
この対象で使えないもの。
@genko-me/vue/server(fetchGenkoList・fetchGenkoEntry・loadGenkoPage)。サーバー専用で、APIキーを扱う前提の関数です。取得は@genko-me/sdkのclient.blog.list()/getOrNull()を直接呼びます。- ページ送りの署名付きトークン。あの仕組みは「APIキーをブラウザに渡さないため」のものです。この対象ではキー自体がバンドルに入っているので、
ListClientのloadPageから@genko-me/sdkを直接呼んで新しいページを取得すれば十分です。
正直な話:APIキーとSEO
ブラウザから直接呼ぶ構成では、APIキーは秘密にできません。 バンドルに埋め込まれた値も、通信時のX-API-KEYヘッダーも、開発者ツールから読めます。読み取り専用のキーとはいえ、そのキーで許可したAPIは誰でも読めるものとして扱ってください。
- APIキーは「選択したAPIのみ」で公開して差し支えないAPIだけに絞る。
- 有効期間を短くし、定期的に交換する。
- 隠したいデータがあるなら、自分のサーバーで取得してJSONを返す構成にする。
検索エンジン向けには不利です。 初期HTMLは空の<div id="app">で、本文はJavaScriptの実行後に入ります。OGPのタイトル・説明もサーバーから返せません。検索流入やSNSシェアが重要なページなら、SSRするフレームワーク(Nuxt、Next.js、SvelteKit、Astro)を選ぶほうが確実です。
向いている用途
- ログイン後の画面や社内ツールなど、検索流入を前提としない画面にお知らせ・ヘルプを出す。
- すでにあるVue SPAの一部分だけをgenko.meで差し替える。
- 管理する人がコンテンツを更新したら、再ビルドなしで即座に反映したい画面。
向いていないもの
- 検索エンジンやSNSのプレビューを重視する公開ページ。
- APIキーを見せたくない構成。
- 保存済み下書きのプレビュー通知や
noindexの付与は自分で実装します(PreviewNotice部品自体は使えますが、出し分けはコード側の判断です)。 - Webhookの受信。受け取るサーバーがないため、実践の方法をとります。
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最終更新: 2026年9月17日